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着物とカバンの組み合わせルール!着物を着る前に読みたい3箇条

投稿日:2019-08-19 更新日:

着物や髪型は決めたけど忘れがちなカバン。着物を着る時にはカバンも大切です。着物を着た時に持つカバンを「和装バック」とも呼びます。シチュエーション別に持つカバンをご紹介します。

  • 結婚式に着物で行くんだけどカバンはどんなものならOK?
  • 何とか手持ちのカバンを使いたいけどいいかしら?
  • 荷物が増えるのだけどセカンドバックのマナーは?

など、着物とカバンの組み合わせについて知りたい方にお読み頂きたい記事になっています。

 

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着物とカバンの組み合わせ3つのルール

着物を着た時にカバンをメインに、セカンドバックを持つこともあります。「皮製品ならどんなものでもいいだろう、お母さんのバックを拝借!」など事前知識を持たずに選ぶとえらいことになってしまいます。

大切なルールは以下の3つ。

  • 1、着物の格に合わせたカバンを持つ
  • 2、着物の色柄と「バランス」の取れたカバンを選ぶ
  • 3、草履やセカンドバックとの相性も大事

とにかくバランスがとっても大事です。

 

シチュエーション別、着物とカバンの種類

パターン1:結婚式に黒留袖や色留袖を着る→礼装用バック

結婚式で黒留袖や色留袖を着る場合、これらの着物の格式は高くバック1つにとっても気を使うところです。これらの着物には、礼装用のバックを合わせることがルールとなっていると考えていていいほど、決まっています。

逆に礼装用でないカバンや草履の方を見たことありませんので気を付けましょう。礼装用のカバンには色・素材たくさんの種類があります。

礼装用であれば間違いありません。「金銀または白色」使っているカバンだとどんな着物にもあいます。素材も予算やお手入れのしやすさを考慮して選びましょう。

 

パターン2:結婚式に振袖や訪問着を着る→着物に合わせた華やかなバック

振袖や訪問着の場合でもバランスが大事です。色柄が多く入っているだけにカバンは地味な方がかえっていい場合が多いです。着物の美しさがより映えます。

 

パターン3:成人式に振袖を着る→着物に合わせた華やかなバック

成人式の着物を着るということは現代ではある種のファッションイベント的なところもある傾向にあります。そのためあまり厳格なルールはなく寛容に受け入れていただけます。

それでもやっぱり着物は伝統的に着たいという方は振袖と草履とカバンをきちんとバランスを見ましょう。

  • 振袖の柄や色とマッチしているか?
  • 着物とカバンがぶつかっている色になっていないか?
  • カバンだけ浮いた感じになっていないか?
  • カバンは振袖に合っているか?(例:振袖に巾着を持つ→NG)

 

振袖に合うカバンを考えた時にバランスがいいと見えるポイントは、帯・草履・カバンの色使いを見ることです。

すべてが金色がベースの作りになっていれば色という点では合格です。

また、これらの金色銀色などは華やかな印象になる上、どのような振袖にもあいますので色的にも一押しカラーです。

すべてをセット買いしなければいけないというわけではありません。バランスが取れればバラバラに準備してもOKです。しかし、振袖は未婚女性が着る着物の中でも格が高い着物です。本来であれば、礼装用の草履とカバンを使いましょう。またセット買いすると余計な心配をすることがありませんので気持ちの上でも安心ですね。

素材にも決まりはありません、エナメルは防水機能も働くので扱いやすさがウリです。特に冬の成人式で雪が降る可能性がある地域の方には人気です。

それでも迷った場合には、ベージュ系を選ぶと良いでしょう。

 

 

パターン3:付け下げや色無地を着る→カジュアルバック

紋が付いていない付け下げや色無地を着ていく場所は訪問着よりもカジュアルな場所が多いです。

振袖や訪問着ほどかっちりしていないデザインのカバンを選んでも似合います。

 

パターン4:小紋や紬を着て食事に行く→カジュアルバック

 

カジュアルの着ていくことができる、小紋。遊び心が満載の着物の柄も多くあります。特に江戸小紋には粋な柄もありますのでそれらをメインにする場合にはバックはシンプルにするといいでしょう。

逆に控えめな柄で鏡を見た時にもうちょっと着飾りたいなと思った時のカバンは華やかなものを選らんで見るとバランスが取れて着物のおしゃれを楽しめます。

 

パターン5:袴を来て卒業式に参列する→巾着(きんちゃく)

大学生や小学生の卒業式で着る着物には袴姿が人気ですね。袴には巾着を合わせると素敵に決まります。着物の柄や色と同系色を選ぶこともできます。袴の柄がないため、両手で巾着を持った時にとっても映えて素敵に決まりますよ。

巾着だけでなく、がま口タイプのカバンもあります。お友達とは一味違ったカバンを持つこともできますね。

オシャレ世代には人気の巾着です。

 

パターン6:浴衣を来て夏祭りに行く→巾着(きんちゃく)

浴衣を着るのは夏です。夏しか持てない涼しく見える素材のカバンを持ち楽しんではいかがでしょうか。例えば、カゴバック。巾着でも籠に入った巾着。アタバックなど、夏アイテムがたくさんあります。

また、日差しが強いことも考えられますので日傘を持つ場合には手が空くタイプ。防犯対策もしっかりできて口が閉まるタイプがオススメです。

 

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セカンドバックは?

また、卒業式などの行事に参列する場合、配布プリントや荷物を持って帰ることもあります。そのようなときにはセカンドバックを利用しましょう。イメージとしてはコンパクトにたためるお買い物バックです。小さくたためるタイプだと便利です。できれば草履やカバンと同色系の色味がオススメです。

またはしっかりとした布製のバックを持ちます。

 

着物にNGなカバン

ショルダータイプ

ショルダータイプのカバンはNGです。すべての荷物を手持ちすることになるのでカバン自体が重たいものは避けた方がいいです。疲れちゃうので・・。という理由です。

 

スパンコールが付いているカバン

現実的に着物に引っ掛けてしまう可能性があります。自分のものだけでなく何かの拍子でぶつかったりひっかかった相手様の洋服や着物を傷つけてしまう場合もありますので避けた方がいいでしょう。

 

着物とカバンのまとめ

着物を着てカバンを持つときには、バランスが命です。

例えば、結婚式に格の高い、黒留袖・色留袖・振袖などを着る場合、バランスの取れた格の高いカバンを持ちます。金・銀・白ベースにしたカバンだと着物や場とのバランスがとりやすいです。

浴衣を着る場合には、浴衣に合わせたカバン(巾着やカゴバック)を合わせると夏らしくバランスが良いです。

どのような着物を着る場合でも洋服同様、コーディネートのバランス感覚が大切です。派手な着物に派手なカバンでは色柄がぶつかり、ちぐはぐな感覚を覚えます。

着物が鮮やかで派手な場合のカバンは無地や肌の色に近いベージュがオススメです。

着物の色がオレンジ系の場合は黄色系・クリーム色のカバンにするなど同色系でコーディネートすることで合わせることもできます。

着物を肩にかけ、帯を持ち、草履を履き、カバンを持ってみて鏡を見てみると意外とバランスが取れていることがわかりますよ。

ステキな着物日和になりますように。

 

 

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