2020年の成人式での着物のトレンドを受け2021年度の成人式のトレンドを予測してみたいと思います。
人生一度きりの成人式。ステキな着物に出会えるといいですね。
ママ振袖が人気
お母さんが着た〇十年前の振袖のリメイク人気がとまりません。お母さんが買ってもらった振袖を仕立て直しすのですが、人気の秘密は3つあります。
- 安上がり
- 振袖のトレンドが古風な柄
- 着物を大事にする
理由①安上がり
新しい振袖を購入するより、お母さんの振袖をあなたのサイズに直す方が安くなることが多いです。
振袖100万で新しく買うのでしたら、20万の予算で仕立て直し+現代っぽい小物を購入し今風に仕上げる方法があります。
浮いた分で、家族でちょっといいところで食事をしたり、社会に出た時に使える時計などを買ってもらうということもできますよね。
理由②振袖のトレンドが古風な柄
振袖の雑誌で取り上げられているように、古風な柄に人気があります。古風な色というと、朱色が代表です。朱色とはやや黄を帯びた赤色です。赤とオレンジ色の間っぽい色といえば分かりやすいでしょうか。
これらの色の着物に、鶴だったり、菊だったり、日本に昔からあるような古い雰囲気の柄があるものが古典風な雰囲気があります。
ただ、このまま着てしまうと本当に昔風になり、日本髪にしてしまったらもう昔の人。
2020年は小物や髪飾りでアクセンとを取り入れてママ振袖をいかにあなたらしく着るか、という着方に人気がありました。
理由③着物を大事にする
せっかくあるのだから、お母さんの振袖を着よう!と思う成人女性が増えたこともママ振袖が人気がある理由の1つです。経済的な理由もあるのかもしれませんが、自信をもって私のお母さんのよ、と言える女性が増え、ものを大事にする文化が大切にされている証拠です。
断捨離ブームも手伝って物を持たない暮らしがかっこいいという影響もあるのかもしれませんね。
ママ振袖を着る条件
ママ振袖ええやん!となっても振袖のリメイクをするには条件があります。
お母さまが着た振袖をあなたのサイズにできることです。
小学生の洋服を高校生用にサイズに変更をすることはできませんよね。
着物も同じで、お母さんとあまりにも身長が違いすぎると難しくなる場合があります。また、現代っ子は手足が長いので身長が同じくらいでも腕の長さが違うとリメイクできなくなることもあります。
また、振袖には豪華な柄があるのが一般的ですが仕立て直しをすると柄がちぐはぐな感じになってしまうこともあります。
和装の仕立てやさんとよく相談してみるといいかと思います。
最近では、ママ振袖をお子さんが着て前撮りもできるようなプランもあります。
まとめ
2020年のトレンドはママ振袖をリメイクして成人式に振袖を着るということでした。日本経済の状況や増税の影響もあり、2021年度の成人式もこの流行は続くでしょう。
昭和60年頃から平成3~5年頃に買ってもらった、ママ振袖だとしたら日本の経済状況もぐんぐん上がっていた時代なので思いがけずいい振袖が眠っているかもしれませんよ。