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卒業式の答辞!面白い・泣く・感動と3拍子そろった書き出しとは?

投稿日:

きじちゃん
おれ、答辞することになったんだけど面白くてかっこよく決まってみんなのヒーローになれるような答辞スピーチってどんなものだろう?実際のスピーチなんかも見てみたいなー

答辞をするならかっこよく決めたいですよね!流れに沿ってあなたらしく書いていけば笑いあり、感動ありと作っていくことができますよ!

事例も参考にしながら作ってみて下さいね。答辞例は実際の文章を丸々載せていますので、参考になること間違いなしです!

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卒業式の答辞!面白い・泣く・感動!

いぬくん
面白くて感動した!

という答辞にするには、以下の5、本文に入れるしかありません。

流れ的には、本文の最初でみんながわいわいできた面白エピソードの思い出を入れ、その後、苦労したこと、みんなで感動したことへとつなげ、「うん、そうだった。結構大変だった3年間だったなー」「でもみんながいてくれたから乗り越えられて今日まできた」と盛り上げていきます。

最後に感動エピソードも入れることで、笑いを取りに行っているだけか!という批判をうけないのでオススメです。

例えば

体育祭でみんなが盛り上がったエピソードがあるとしたら、先生に相談した上で一言投げかけを入れてもいいかもしれません。

きじちゃん
「あの先生対生徒のリレーでは最後に〇〇先生が力を抜いてくれたおかげで生徒チームが勝てたんでしたよね?〇〇先生」

という感じです。

面白くて感動する答辞の流れ

答辞の書き方に完璧なルールはありません。卒業式の主役は卒業生です。流れを作ったら先生とこの順番でOKか確認してみましょう。

  1. 書き出し
  2. 卒業式をしてくれたことに対してのお礼
  3. 卒業式に来てくれた来賓の方へのお礼
  4. 出席してくれている保護者へのお礼
  5. 本文【面白エピソード→苦労してきたこと→ちょっと乗り越えたこと→でも完全には乗り越えられず苦労の連続→仲間がいたから最終的に乗り越えられたこと】
  6. この学校で学んだことをベースにこの先も強く羽ばたいていく未来を約束する
  7. 先生方へのお礼 ※とっても大事!
  8. 日付・名前

面白いエピソードなんてない!

という方は、お友達に聞いて回りましょう。

あなたが体験したことが一番ですが、できれば、卒業生のみなさん、在校生のみなさんが一緒に面白かったねーと言えるエピソードがあれば最高です。

体育祭などの大きなイベントが一番いいのですが、流行ったテレビやyoutube、tiktokなどでもOKです。(先生の許可がとれればですが)

 

実際の答辞の紹介

こちらの学校は「面白い」という流れは期待できません。でも実際の答辞なので参考になること間違いなしです。

東京大学さん(1部)の答辞 ※平成21年度卒業

平成21年3月24日
卒業生総代
理学部
穂坂 秀昭

 本日は教職員の皆様をはじめ、多くの皆様のご臨席の下、このように盛大な卒業式を催していただいたことに、卒業生一同心より御礼申し上げます。また只今小宮山総長より告辞のお言葉を賜りましたことに、重ねて御礼申し上げます。

振り返ると、大学での時間は瞬く間に過ぎて行きました。その中で私たちは諸先生方のご指導を受け、大いなる知恵を得ました。そして何より、かけがえのない多くの友人を得ることができました。その友人たちと共によく遊び、そして勉強に励んだ時間はとても楽しく、有意義で、この上なく贅沢なものでした。卒業に際して喜びを覚える一方で、友人達との別れに、寂しさを感じずにはいられません。

しかし、いつまでも過去を名残惜しむことは許されません。程なくして私たちはそれぞれの道を歩き始めますが、その前途には未解決の問題が山積みとなっています。多種多様な問題が噴出している昨今、東京大学の卒業生である私たちの果たすべき役割は、ますます大きくなってきているものだと思います。私たちは東京大学で得た知識・技術を元に、互いの分野の垣根を越えて協力し合い、待ち受ける困難な課題に立ち向かわなければいけません。

四年前の入学式の日、小宮山総長は次のようにおっしゃいました。「先頭に立つ勇気を持て」と。いま改めてこの言葉を噛みしめ、先頭に立ってより良い未来を切り拓いていけるように、今後更なる努力をすることを、ここに決意致します。

最後になりましたが、諸先生方のご指導、職員の皆様の助け、そして暖かく見守ってくれた家族があって初めて、本日、こうして卒業の日を迎えることができました。卒業生を代表して、私たちを支え、導いて下さった全ての方に心より御礼申し上げます。そして、皆様方のご健康と東京大学の更なる発展を願い、答辞と致します。

東京大学2部さんの答辞 ※平成21年度卒業

平成21年3月24日
卒業生総代
文学部
長崎恭子

 本日は、諸先生方並びに来賓各位の御臨席を賜り、盛大な卒業式を挙行していただき、また只今は総長先生からの暖かい訓辞と激励のお言葉を賜りまして、私たち卒業生一同、感謝の念でいっぱいでございます。

 私たちを今まで育て、大学にまで通わせてくださった両親、家族の皆さん、学問の奥深さを示唆し、時にやさしく、時に厳しく、的確にご指導くださった先生方、共に学び、多くの時間を共有した学友、先輩、後輩の皆さん、そして、私たち若者に学びの場と機会を与えてくださったすべての皆様に、感謝の意を表明したいと思います。今日まで本当にありがとうございました。

春の風が爽やかなこのキャンパスに立ち、卒業という事実と対峙するとき、私たち一人ひとりの胸中には、さまざまな想いが去来しているに違いありません。

入学後間もなく、私は日中韓の学生の国際交流を目的としたビジネスコンテストを企画するサークルに所属しました。そこでの出会いと経験から、色々なものの見方や考え方の存在を知りました。大学生の身で起業している先輩に会ったときには衝撃を受けました。多くの社会人の方々に支援していただき、感謝を学びました。中国や韓国の学生とのやり取りの難しさに悩んだこともありました。友人と、互いに励ましあいながら徹夜をしたことも、一晩中喧嘩ごしの議論をしたこともありました。議論に議論を重ね、意思決定を積み重ね、コンテストを成功させました。

この活動を通して得たものは、ものごとを見る視点の多様性と、その視点を相対的に捉える力が、意思決定の質に大きく影響を与えているのではないか、という気付きでした。

文学部に進学後、専攻した社会心理学の研究のひとつに、意思決定に関するものがあり、視点の多様性と相対化に結び付けて、卒論のテーマとしました。実施した調査の結果、色々な人とのコミュニケーションを多くとる人は、自分を客観的に認知する視点を持ち、かつ相手の立場・視点に立って考えることができるため、他人の意見に安易に流されて行動を決めることが少ない、ということが、統計的に分かりました。

人は、人との意思疎通の中で、新しい視点を発見・客観化し、自分の判断軸のひとつとして血肉にするのだと思います。

今、日本の社会は、大きな転換点に到達しようとしています。法律、教育、医療、福祉、産業、金融、ありとあらゆる分野で戦後に作られた古いシステムが機能しなくなり、問題が起こっています。特に、金融の大河は、濁流となって実態経済を直撃しました。しかし私たちは、決して悲観論に屈しません。大きな変化の先に希望を見ます。私たちの世代は、瓦解した社会システムを、新しいパラダイムと一貫したコンセプトで再設計し、社会に浸透させていく役割を担っているのです。明治維新後に新しい日本を作った偉人たちように、活躍すべき時なのだと思います。

私は、4月から就職する会社で、金融の民主化という切り口からこの社会システム再構築に貢献していきたいと考えています。現状の資本主義やお金そのものに対するパラダイムを変えるのは容易なことではありませんが、決して逃げ出さず、視座を変え、視点を変え、解を創造していきたいと思います。その積み重ねが、私の人生を作るのでしょうし、そうやって未来は創造されていくものだと思われてなりません。

私たちは今日、この東京大学を卒業します。今後さらに学問の道に進む者も、実社会において職業上の目的に邁進する者も、明日からの人生の節目においてその都度、ここで学んだことの意義をかみ締め、それぞれの分野で活かし、一人ひとりが託された使命を精一杯果たします。

4年間、ありがとうございました。終わりに、皆様の御健康と東京大学の輝かしい発展をお祈りいたしまして、答辞とさせていただきます。

北摂三田高校さんの答辞 (平成30年度卒業)

第30回卒業証書授与式  答 辞

暖かい陽の光が降り注ぎ、桜の蕾も膨らみ始め、春の訪れを感じる今日、私たち三十回生は卒業の日を迎えました。本日、お忙しい中、私たちのためにご臨席くださいました皆さま、誠にありがとうございます。

いま思い返してみると、北摂三田高校で過ごした三年間はあっという間でした。中学時代の友達と北摂三田高校の門をくぐり、合格発表を待っていた三年前。合格する自信がなく、不安で息が詰まりそうになっていたけれど、二階の渡り廊下から吊るされたボードに自分の番号を見つけた瞬間、友達と肩を叩き合いながら喜んだことを今でも鮮明に思い出します。入学式を終えて授業が始まると、六十五分という授業の長さと内容の難しさに、合格の喜びは新たな不安へと変わっていきましたが、同時に「北三生になったのだ」という自覚もじわじわと湧いてきました。

北摂三田高校の校訓の一つである「勉学」。入学前にある程度覚悟はしていたのですが、授業のスピードが速くなるにつれて分からないことが増え、心が折れそうになりました。そんな時、友達が「一緒に頑張ろう」と声をかけ、優しく勉強を教えてくれました。その思いやりの心がとても嬉しくて、大きな励みになりました。志の高い、切磋琢磨できる友達と出逢えたことは一生の宝物です。

心に残る行事もたくさんありました。五月に行われた北摂祭文化の部において、一年生では合唱とウエルカム・デコレーション、二年生では展示作品、三年生では演劇に取り組みました。特に一年生の合唱では、この年に本校が創立三十周年を迎えることから、校歌の四部合唱に挑戦しました。また、三年生の時は、例年とは違って特別な文化祭のテーマが設けられなかったため、各クラスの自由な発想により、個性溢れる作品が出揃いました。しかし、本番当日までの道のりは決して平坦ではありませんでした。脚本が決まり、配役を決める頃になっても、やりたい役をやれない人がいたり、人によって文化祭の取り組みに対する温度差があったりと、まとまりは皆無でした。しかし、本番が近づくにつれて「今日はこの作業やるで!」「なんかすることある?」という声が波紋のように広がり、やがてひとつの作品を「みんな」で成功させるという目標に向かって団結するようになってきました。そして迎えた本番。どのクラスもオリジナル脚本をもとに、素晴らしい演技を披露しましたが、眩しいほどのステージ上の輝きは「ばらばらだった個人が一つにまとまって成し遂げた」ことによるものだと思います。

七月の短縮期間には球技大会が催されました。いつもは教室で真剣な眼差しを教科書や黒板に向けている友達が、必死にボールを追いかけている姿は新鮮でした。あの時の体育館や運動場に響く応援の声は今でも耳に残っています。また、十月には遠足がありました。一年生では京都の嵐山で散策を行い、二年生では東山を散策したあと、清水焼の絵付けを行いました。三年生の遠足は毎年恒例となったUSJでした。グループごとにアトラクションを楽しみ、受験勉強のストレスを思いっきり発散しました。 三年生の一月には修学旅行があり、長野県の志賀高原と東京に行きました。二日間行われたスキー講習では、天候に恵まれず、吹雪の中での講習となりました。それでもインストラクターの方がとても陽気な方で、小学校六年生での野外活動以来滑ったことのない初心者の私にも、とても分かりやすく楽しく教えてくださいました。スキー場の雪は今まで持っていたイメージを覆す、ふわふわな感触の雪でした。その雪に足を取られて一人が転倒すると、そのあとにまた一人、また一人と続いて転倒し、まるで団子のようになって大笑いしました。二日目の午後はゲレンデツアーに出かけ、とても初心者向けとは思えない急な斜面も滑りました。遭難するかと思いましたが、なんとか滑りきったときは、爽快感と達成感ですごく気持ちよかったです。二日目の夜の学年レクリエーションでは、有志によるダンス、歌、漫才に続いて、各クラス男女一名ずつの代表による男装女装コンテストがありました。そのあまりの美しさに驚くとともに、大きな拍手と歓声が贈られました。そして最後に、レク係の人たちが長い時間をかけて作ってくれたクイズビデオが流されました。脚本も演出もとても良く練られていて、北三の先生方がゲスト出演されていたこともあり、楽しい夜の締めくくりにふさわしいものでした。 東京に移動した最終日はキャリア研修で、企業や公共施設を訪れました。私は国会議事堂を訪れたのですが、テレビで見ていた光景が目の前に広がっている感動と、思っていたより数倍大きくて立派な建物に圧倒されました。また、国という大きなシステムもここで働く人たちが動かしているのだと思うと、廊下ですれ違う人たちも普段見かけるビジネスマンとは違って見えました。

また、高校生活でのかけがえのない経験をして挙げられるものに部活動があります。私の場合は生徒会活動でしたが、どの活動も仲間と協力しなければ成し遂げられないものばかりで、学ぶことが多かったです。行事の準備では時に意見が衝突し、なんとなく気まずい気持ちを抱えながら作業した時もありました。しかし、辛抱強く話し合うことでお互いの心の内を知ることができ、上手くいかなかった時の反省や、成功した時の喜びを共有することができました。また、たくさんの活動を通して、様々な人と関わることができたのも大きな収穫です。生徒会として活動させていただけて、本当に良かったと思います。

在校生の皆さん、今まで私たちを支えてくださり、本当にありがとうございました。皆さんと過ごした日々も私たちにとってはかけがえのない思い出となっています。一年後に卒業していく二年生の皆さん、卒業なんてまだまだ先のことだと思っている一年生の皆さん。冒頭にも申し上げましたが、三年間はあっという間です。きっと皆さんも卒業する頃にはそう感じると思います。私は先輩方からそう教えていただいていたにも関わらず、日々の時間を無駄にしてしまいがちでした。だから皆さんには、勉強やクラブ活動はもちろん、友達と過ごす時間さえも大切にし、一日一日を過ごしていただきたいのです。その中で皆さんは様々な困難にぶつかることと思います。しかし、皆さんは一人ではありません。保護者の方々や地域の方々、そして北摂三田高校の先生方や友達など、たくさんの方々が見守ってくださっています。そのことに感謝し、もし何かあった時は決して一人で抱え込まずに相談してみてください。そして、これからもたくさんの人に応援していただけるような北三生であってほしいと思います。

最後になりましたが、これまで私たちを温かく見守ってくださった地域の皆さま、ともに喜び、時に厳しく叱って私たちを導いてくださった先生方、本当にありがとうございました。そして、これまで育ててくださったお父さん、お母さん。思春期の私たちはなかなか素直になれず、私たちのためを思ってかけてくれた言葉も、なかなか受け入れることができませんでした。特に三年生になってからは、進路を決めなければならないということもあって、話し合いの中で険悪なムードになってしまうこともありました。それでも、どんな時も私たちを励まし、寄り添い、不安を和らげてくれる、その温かさが本当に嬉しくて、何度も心の中でありがとうと言いました。普段は照れくさくて言えないけれど、いつも感謝しています。私たちはだんだん自立していき、いつか親元を離れていきますが、それまでもうしばらくはお世話になります。

これから私たちは、それぞれの進路に向かって一歩一歩自分の足で歩いていきます。今後、大きな壁にぶつかったとしても、この北摂三田高校で得た多くの思い出、学び、誇りを人生の糧とし、力強く生きてゆきます。本当にありがとうございました。北摂三田高校のますますのご発展を心より祈念して、答辞といたします。

平成30年3月1日

卒業生代表 原口 莉舞

 

学校法人 須磨学園さん (2018年3月卒業)

厳しかった冬の寒さも和らぎ、春の気配を感じられる季節となりました。本日はK3学年265名のためにこのような素晴らしい式を挙行していただき、ありがとうございます。また御多忙の中御出席くださいました御来賓の皆様、理事長先生、学園長先生、先生方、保護者の皆様、在校生の皆さん、卒業生一同心から御礼申し上げます。

  思い返せば、入学してから仲間とともに歩んできた3年間は本当にあっという間でした。クラスの仲間と過ごした何気ない日々も今となってはかけがえのない時間に思えます。過ぎ去った須磨学園での日々が短く感じられるのは、毎日の学校生活がそれだけ充実していた証だと思います。つらく感じた長い階段と坂道ももう毎日上ることがなくなるかと思うと、不思議と懐かしく、そして少し寂しく感じられます。
 PMやTMといった須磨学園ならではの取り組みも最初は戸惑いましたが、限られた時間を有効に使うことができるようになり、僕たちの成長の一助となりました。
 また、僕の中では、1年生の時にイギリス留学に参加したことも印象に残っています。初めての海外となったこの留学では、見るもの聞くものすべてが新しく感じられ、異なる文化を肌で体感することができました。また自分の思いが相手に正しく伝わるよう試行錯誤し、うまく伝えられた時には英語での会話に楽しさを覚えました。この経験は、海外を知り多様な価値観を受け入れることができるようになるとともに、それまで当たり前に思っていた日本ならではの良さを再認識するきっかけとなりました。このような貴重な経験ができたのも須磨学園だったからこそだと思います。

また、この3年の間には高校生ならではの多くの経験をしてきました。体育祭では競技だけでなく応援合戦や応援パネルの制作など、当日に向けてクラスや団で一体となって取り組みました。文化祭ではクラスで出し物を決め、より良いものにしていくために意見を出しあい、時には衝突しながらも協力してひとつのものを作り上げました。目標に向かって積み重ねてきたことが実を結び、そこから得られた達成感は、その後の勉強や部活にも生かすことができました。

理事長先生。いつも僕たちを温かく見守り、廊下ですれ違った時にはやさしく励ましの声をかけてくださいました。
  学園長先生。先生の経験と知識に満ちたお言葉から僕たちが得たものは、きっとこれからの将来を支えてくれる助けとなると思います。

僕たちをそばで支えてくださった先生方。毎日の授業だけでなく個別指導や進路相談にも丁寧に対応してくださいました。先生方の各教科に対する思いは、僕たちの好奇心を掻き立て、学ぶことの喜びを教えてくれました。また一人ひとりの自主性を尊重して見守っていただき、悩んだ時には的確なアドバイスで導いていただきました。時には厳しく指導していただき、学習面だけでなく精神面でも大きく成長することができました。未熟だった僕たちがここまで成長できたのも先生方の細やかなご指導のおかげです。
 また、事務局の方、清掃員の方、警備の方、その他多くの方々のサポートをいただいたおかげで、僕たちは安心して快適に学校生活を送ることができました。ありがとうございました。

身近なところで3年間支えてくれた一番の理解者である両親。やりたいことをやりなさいと僕の意思を尊重し受け止めてくれたお父さん。つらい時もそっと背中を押してくれ、毎日笑顔で見送ってくれたお母さん。感謝の気持ちを素直に伝えるのは難しかったけれど、言葉にできないほど感謝しています。本当にありがとう。これからは少しでも家族に恩返しできる人になっていきたいと思います。

卒業生のみんな。長いようで短かったこの3年間、楽しいことだけではありませんでしたが、どんな時も支えあい、高め合える17回生のこの仲間とともに3年間の学園生活を送ることができて本当に幸せでした。毎日のたわいもない話も、試験勉強に追われた日々も、今となっては懐かしい思い出の一つです。時には壁にぶつかることもありましたが、そんな日があったからこそ今の僕たちがいます。これから歩む道はそれぞれですが、支えてもらった方々への感謝と須磨学園での生活で学んだことを胸にそれぞれの道を進んでいきましょう。

そして在校生の皆さん、先ほどは心のこもった祝辞をありがとうございました。僕たちは今日で卒業しますが、春からは皆さんが須磨学園の伝統を引き継ぎ、それぞれの目標へ向かって努力を重ねていってください。つらい時にも同じ目標へ向かう仲間と、それをサポートしてくださる多くの先生方がいることを忘れず、高校生としての残された時間を悔いのないものにしてください。

これまで積み上げてきた努力を胸に、僕たちはこれからも『なりたい自分』に向かって一歩ずつ進んで行きます。
  最後になりましたが、学校生活を支えてくださったすべての方々に改めて御礼申し上げるとともに、須磨学園の更なる発展を願って答辞の言葉とさせていただきます。

2018年3月3日 K3卒業生代表 井上 智喜

 

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答辞を読む際のポイントです

かっこよく決まる答辞のポイントをまとめてみました。気持ちが大事とは言われますが、しっかりと準備をしていくことで8割カバーできますのでいろいろな先生方・お友達に協力頂きながら当日を迎えましょう。

  • ご来賓頂いている方・先生方・保護者への感謝の気持ちを忘れない
  • 書き出しでつまずかない
  • オリジナリティのある内容を入れて共感を呼ぶ
  • 全員100%に面白いと思ってもらうのは難しいかもしれないと理解する(お笑いのプロでも難しいことだと理解する)
  • この学校に来て学んだこと、良かったこと、タイーニングポイントになったことなど前向きなことを本文に取り入れる。

 

NGな内容

答辞を読む際のNG集です。

在校生が送辞を読んでくれた後に答辞をするので、かっこよく決めたいのはよく理解できますが、このようなことにも目を通してみて下さい。

  • 具体的な進路については書かない→いろいろな進路の学生がいるため
  • 長すぎる答辞はさける、ゆっくりと読んで1~2分。
  • 面白くしたいばかりに、そのパートが長すぎる
  • 放課後のゲーセンなどで学んだことを本文に取り入れる
  • 練習をしっかりとしていない→一発勝負ではなく練習しましょう
  • 泣きすぎ注意!→聞こえないくらい泣いてはいけません
  • 感謝を述べる時に目を見ていない、お礼をしないなど気持ちが伝わらない

 

答辞のまとめ

面白くて感動したという答辞は本文のエピソードが決まったらもう8割内容はできています。

あとは大きな声では言いませんが、1年に1回、卒業式にしか聞かない答辞なので他の答辞と多少似ていたとしても大きな問題ではないのかもしれません。

それよりも、あなたらしく、あなたの学校が好きだった、友達がいてよかった!誰より、この学校の先生のお陰で自分がある。お父さん、お母さんありがとう。という素直な気持ちを表現できれば「らしい」答辞になるのかなと思います。

準備が8割大事です。

答辞の準備に少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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